歴史
ドイツ発祥のリンデ・マテリアルハンドリングは、125年以上に渡り様々な分野において産業機械を提供し、産業の発展に貢献してまいりました。
リンデは創業当初から最高水準の技術者に恵まれ、例えばディーゼルエンジンを発明した ルドルフ・ディーゼルをはじめとした歴史に名を遺す優秀な従業員がその開発を行ってきました。
リンデは20世紀初頭には、主にハイドロスタティックエンジンの開発と採用により産業機器、特にフォークリフトの世界市場でのトップメーカーの地位を確立し、生産性の指標として世界標準となりました。
ハイドロスタティックエンジンのフォークリフトは初期の段階から、故障が少なく高い安全性に加え、スムーズな乗り心地、シンプルで自在なハンドリングを備えた競合他社の追随を許さない存在になりました。
その後ヨーロッパと米国での新製品開発と戦略的買収を通じてマテリアルハンドリング機器を世界中に販売し、2006年にはフォークリフト、倉庫機器、その他の産業用トラックの世界的なプロバイダーであるKIONグループの一員になりました。
現在では世界100カ国以上の工場や営業拠点を通じ、エンジン車から新エネルギーであるリチウムイオンバッテリーや自動運転車両に至る革新的なソリューションでお客様と産業の発展に貢献しています。
リンデブランド
「リンデ」は私たちが誇る高品質の代名詞です。
リンデブランドは、安全性、生産性、低エネルギー消費量と低運用コスト、オペレーターの疲労を低減するための人間工学に基づいた設計などのあらゆる面で、お客様の用途に適した幅広い製品で信頼を頂いています。
またイノベーションは私たちの成功の秘訣です。
常に技術力、革新的な精神、そして実践的な専門知識を磨いています。
それは、製品賞や環境賞、人間工学や安全性の賞まで、さまざまなカテゴリー賞を受賞していることにも表れています。
レッド・ドット・デザイン賞
1955年に創設されたレッド・ドット・デザイン賞は優れた製品デザインに贈られる賞であり、最も権威のあるデザイン賞の1つとされています。
毎年、幅広い業界から最も魅力的で機能的、革新的な製品に賞が授与されます。
リンデの製品は1991年に初めてレッドドット・デザイン賞を受賞し、その後も継続的に受賞しています。
審査基準は革新性、機能性、人間工学的観点、耐久性、環境適合性、使いやすさなどであり、それらはまさにリンデの誇る製品特性そのものです。
メンテナンスサービス
リンデのエンジニアリングの伝統は優れたデザインを特徴とするだけでなく、車両のメンテナンスを簡素化する事にも役立っています。
さらに、常に純正部品の在庫を保有し24時間体制で出荷。
最適な性能、フィット感の正確さ、迅速な組み立て、長い耐用年数を実現するために、リンデの純正部品は最大限の安全性と生産性を保証、駆動時間の最大化に配慮しています。
また純正部品は製品の生産終了後12年間の供給を保証しており、リンデ製品を永く安心してご使用いただけます。
サステナビリティ
リンデにとってのサステナビリティとは、環境への配慮を意味するだけでなく、お客様や従業員にプラスの影響をもたらす目標とすべき企業戦略そのものです。
持続可能性を企業戦略として掲げるには、非常に大きな責任を伴います。この責任を果たし、お客様のビジネスの成功、ひいては私たち自身の成功を成し遂げるために、リンデは長期的なサステナビリティの方向性を設定しました。
リンデは、環境及び社会の目標を私たちのビジネスプロセスと行動に反映させることを通じて、永続的な価値を創造します。
地球規模のさまざまな課題は、環境、社会、そして当社に影響を及ぼします。私たちは2012年以来、気候変動と資源不足、人権の保護、健康と人口動態の変化、多様性と機会均等の確保、そして都市化という、リンデとそのステークホルダーが直面している課題に取り組んでいます。